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IBMi FAQ11~ジョブメッセージキューがオーバーフローした場合の対応は?,etc…

IBMi FAQ

◇Q101. ジョブメッセージキューがオーバーフローした場合の対応は?


◇A101.
メッセージの出力が大量に行われるとジョブメッセージキューがオーバーフローします。
SYSVALのQJOBMSGQFLを変更するかSBMJOBのパラメータを変更することにより回避できます。

 

◇Q102. スプールファイルのコピーをしたい



◇A102.
SNDNETSPLFでできます。
同コマンドは、AS/400間で使用しますが自分自身宛てに送信すればスプールのコピーが実現できます。

 

◇Q103. スプールファイルのファイル名、ユーザー名を変更したい


◇A103.
以下のAPIを使用すればできます。(APW、AFPにも対応できます)

QSPOPNSP
QSPCRTSP
QSPGETSP
QSPPUTSP
QSPCLOSP

 

◇Q104. ソースの右側の変更日付をクリアーしたい


◇A104.
以下のいずれかの方法で可能です。

1.CPYSRCF SRCOPT(*DATE)
2.PDMでソースを開き、F13(セッション省略時の値の変更)レコードへの日付セットへ任意の値を入れて実行
3.RGZPFM SRCOPT(*DATE)

 

◇Q105. ソースメンバーのテキストを一括コピーしたい


◇A105.
PDMオプションを使用することでできます。
サンプルをご参照ください。

1.PDMオプションS1,S2を作成する。

2.CHGTXT(CLP)を作成する。

3.テキストのコピー例
  ●先頭のメンバーに、S1を入力しテキストをLDAにセーブする。

 ●コピーしたいメンバーにS2を入力し実行キーを押す。

●F5を押すとテキストがコピーされている。

 

◇Q106. ディスクスペースを圧迫するので、PM/400を起動したくない


◇A106.
サブシステム「QSYSWRK」の自動開始ジョブ項目からPM/400を除去してください。

※サブシステム再立上げ時に有効となります。
※PM/400のデータを消すのであれば、CLRLIB QMPGDATAを実行してください。

 

◇Q107. データキューをクリアーしたが、オブジェクトサイズが変わらない


◇A107.
データキューは、一度拡張されるとクリアーしても領域は解放されないようです。
領域を小さくするには、以下のいずれかを行ってください。

a.データキューの再作成(DLTDTAQ、CRTDTAQ)を行う。
b.データキューの保管、復元を行う。

 

◇Q108. データキューをコピーしたい


◇A108.
システムには、データキューをコピーするコマンドはありません。
APIを使用すればコピーはできます。
サンプルCLを参照ください。(注:データのコピーは行っていません。)

 

◇Q109. データタイプAに漢字が入力されていると、ダウンロードした場合漢字のみ化けてしまう


◇A109.
タイプAの場合は、シングルバイトとして転送されますので化けてしまいます。

<対応方法>
1.DDSの該当フィールドのタイプをAからOに変更する。
2.別名でCRTPFする。
3.CPYF FMTOPT(*MAP)で元ファイルよりCOPYする。
4.そのファイルをダウンロードする。
注:FTPの場合は、quote type b 1を指定すること。

 

◇Q110. バックアップ時間を短縮したい


◇A110.
アクセスパスの保管を*NOにするとバックアップ時間は短縮できます。
但し、復元時にはアクセスパスが作成されるので復元の時間がかかるようになります。
ACCPTHのデフォルト値がV5R3からは、*SYSVALに変更になりSYSVALのデフォルト値は*YESに
なっています。
■V5R2以下、ACCPTHのデフォルト:*NO
■V5R3以上、ACCPTHのデフォルト:*YES

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